てくてく

日々の作曲に

アイディア

音量的に微かで、奏法によってはコントロールが難しいものを複雑なリズムでもって構造化すること。いくつかの楽器(トリオからカルテット)が同時にそういった奏法のみで演奏し、ある時になると一斉に別の、しかし同じように音量が小さくコントロールの難しい奏法で演奏する。順に切り替わっていく。切り替わるタイミングは音楽的に飽和に達するとかそういったドラマツルギーは一切排除し、それもあらかじめ時間的にコントロールする。

 

今はまだここまでしか考えてない。中身を詰めないと。このアイディアが達しようとしている目的は一体なんなのか。

 

拍節やリズムなどをあらかじめ決定しておき、そこに音をはめ込んで行くという方法をオケでは無意識にやっていて途中から気づいたわけで、拍節構造やリズム構造をあらかじめ決定するというのは時間の分割をすることと同じだと以前書いた。それはもちろんケージの影響なんだろうと思う。