てくてく

日々の作曲に

わりとどうでもいい話

を思い出したので意味もなく書いてみる。

 

大阪音大には(今もあるのか知らないけど)学内でやる「新作展」というのがあって作曲学生が締め切りまでに室内楽を作曲して教授たちが審査して審査を通った作品を演奏してもらえるといういわば学内コンクールのようなものがあって、一応3回生から出せるというので当時出した。ヒンデミットふうの木管五重奏曲を書いて出すと通ったのでプログラムに載せる写真を撮りに近所の写真スタジオに行った。そこのオヤジさんは町内の学校の卒業写真とか遠足とかの全体写真を撮ってくれるよくいる写真スタジオのおっさんで、見た目が立花隆そっくりでちょっと面白い人だった。

 

そのオヤジさんが「君が言う現代音楽ってどういう音楽?」と聞くので下手なりに一生懸命説明したら「わかった!そうか、わかったぞ、君の言ってるその音楽が!」と聴いたこともないだろう音楽の説明について納得していた。

 

あの写真スタジオなくなっちゃったんじゃないかなあ。