てくてく

日々の作曲に

view vol.2

だったかな、FORUM KYOTOでのLIVEイベントの名前。イベント名なんかわりとすぐ忘れちゃう。自分が出たやつのは特に。 僕以外の人たちは全員京都精華大学の卒業生、もしくは現役生だった。写真を撮ってた人もそうだった。ところで写真を担当していたこの彼は…

突発性難聴と音響外傷

渋谷に新しいWWW Xが出来たということでいろんな音楽家が出演していて最終日の10月29日に池田亮司とメルツバウがライブするということで見に行った。メルツバウが最初に出て来て次に池田亮司。メルツバウの音楽はかなり前に音源で聴いたことがあってすごいノ…

増えるアイディア

pre-nytの曲のアイディアの話。 pre-nytは一応エレクトロニカの体裁をとっているけども(実際の呼び名というかジャンル名とか正直に言って僕にとってはどうでもいい。エレクトロニカと言っておけばあらゆる音を放り込めるし、僕にとってのエレクトロニカとは…

今日はヴォーカル録音

今日はpre-nytのvocalの録音をした。いまさっきまでやってた。 僕のディレクションのもと今井飛鳥の歌を録った。3曲ほどを一気に。 歌う人間のほうがもちろん体力も気力も必要なのだけど実は横で発音の確認やレコーディングのオペレーションをする僕も結構集…

僕が「邦楽・洋楽」といった言葉が嫌いな理由

音楽好きな人と話をしていてよく出て来る「邦楽」「洋楽」という言葉について。 「それって邦楽(もしくは洋楽)ですか?」というような質問をされるとどうしようかなあといつも困る。 なんですか邦楽って。洋楽って。多分昨今のJ-POPなる音楽ジャンルのこと…

作曲の続き

前回書いた、今作曲中の曲について。 いろんな要素を組み合わせているけどこれがなかなか進まない。難しい。でも解はあるわけで、それらの要素をもっとシンプルにしつつもっとうまくやれるはずだと思いながら考えている。 おうひとつpre-nyt用の曲のアイディ…

今作曲中の

pre-nytの次のライブは京都で、と考えていて(今秋)今そのために作曲をしてる。 pre-nytに関わらずsoloでもそうだけど常に「乗り越えるべき何か」を設定して作るのでとても大変。「いつものこれとこれをこうすれば曲として一丁上がり」というふうにはしない…

高校の時の

最近、facebookで高校3年の時に仲の良かった女の子から友達申請が来てそのあとメッセージが届いた。 高校3年の時にはもう大阪音大の作曲学科受験のため、和声課題にひたすら取り組む一方で副科ピアノと呼ばれる試験も同時あるので一応ピアノの練習もきちんと…

pre-nyt LIVE 2/11-2/12

2/11が名古屋、2/12が東京。それぞれ(行ったことないけど)こじんまりしたカフェスペースのよう。そこにアップライトピアノがあるらしく、東京のほうでは是非内部奏法の曲もやってほしいとのこと。そこのオーナーさんがどうせならピアノを壊すぐらいのこと…

今年は、

2016年、2月に今井飛鳥と僕のユニットであるpre-nytで名古屋と東京でLIVEに出ることに。まだ全然曲の数が足らないのでこれから作るところ。インストの曲もあるけど基本は歌モノを作る。 少し前にpre-nytの第一弾の曲としてインストものを作ったけど僕自身の…

「kitschでcatchyで華奢な夜」後

LIVE終了。次回は今井飛鳥とのユニット、pre-nytのライヴ出演が2月頃東京で。 時間をかけて尚かつ〆切があると集中できてクオリティがあがるみたい、いや、あがるというよりある程度のクオリティに達するのか。そんな感想を持った。 僕のソロの曲は作ってた…

過去の古い音楽たち

50年代〜60年代のアメリカの音楽を聴いてるととても新鮮。これらのエッセンスを取り入れるには…。その音楽的構造の一部をアルゴリズムとしてさらりと取り込んで尚かつ奇妙な未聴感を得ることを考えてる。

続き

と、ここまで書いて大事なことに気づいた。 「この曲、何度聴いても2分半のところまでに一体どういうことが起きていたかよく覚えられないな」感は3.11の直後に作った「untitled」という曲でなんとなく気づいたことだった。そして前回トピックにあげた今作っ…

『音楽の遺骨』以来久々に来た「これ何か壁超えたんじゃない?」感について

春先にアイスランドをイメージして勝手に組曲を作ろうと思い立ってピアノ素材を主体に電子音と共に音を組み立てようとして作業してたんだけど、どうもうまくいかない。ちょっとここは全然別のことをしようと思い、HDD内にある過去の音データをぼんやりと聴い…

Bonjour! 現代文明

またまた書くのを忘れていた! 今年11月1日(日)に京都にある「Bonjour! 現代文明」というところでひっそりと実験室での化学実験のようなライヴをすることに。というか僕が中心となって主催ということではなく乗っかる感じ。えーと、いつぶりだろう?ライヴ…

おぉっと

だいぶ書いてなかった…! こないだ東京に行って映画やってる友人に久々に会った。2007年頃に彼の自主制作の映画のサントラをやらせてもらったことがある。彼は今年中に公開する映画の追い込みをやっていて編集に試行錯誤をしているみたい。彼は青森出身で201…

再び

またまた絶対音感話。最近「絶対音感神話」というある研究者の話を読んだ。わりと面白かった。 ところで大学の時に同期の作曲の女の子が作曲のレッスンの時に先生に「君は作曲をする時どうしてるのかね」と聞かれ「ピアノを弾きながら作ります」と答えたとこ…

機材話のついで

僕が大阪音大の1回生だった時に院2回生の石川さんという人がいて、その人が年間に使う機材代が400万円だったという話を聞いた。どっからそんな金が捻出できるんだ!?この人は当時(いや今も)相当に坂本龍一とYMOにかぶれていて(僕も在学中はほとんどコピ…

僕の音楽制作機材ネタ

Apple MacPro(2010年モデル)がメインマシンでオーディオインターフェイス(音の出し入れを担当する機材)がUniversal Audio社のApollo Quad。ミキサーがMackie社の1402VL23。 シーケンスソフト(DAW:デジタル・オーディオ・ワークステーション)がMark of…

また絶対音感ネタ

で思い出したのだけど、院の授業で管弦楽法というのがある。この名称の講義自体は3回生で既に作曲学生は受講済みで内容はオーケストラで使われる各楽器についての概論と実際に学生がベートーヴェンやシューマンのピアノ曲の一部を例えば木管五重奏やオーケス…

あれ、何を

書こうと思ってたんだっけ忘れた。 以前からあたためてるアイディアがあって、音と完全に同期する映像も含めてなんだけど最近は映像をクリエイトするツールの価格のハードルなどは下がってるのであとはアイディア次第だろうとは思う。でも自分で映像も作れる…

わりとどうでもいい話

を思い出したので意味もなく書いてみる。 大阪音大には(今もあるのか知らないけど)学内でやる「新作展」というのがあって作曲学生が締め切りまでに室内楽を作曲して教授たちが審査して審査を通った作品を演奏してもらえるといういわば学内コンクールのよう…

夏田昌和インタヴュ

「アラザル」第9号の中のama2さんの夏田さんのインタビューを読んだ。面白い! ベタな言い方だけど作曲家夏田さんは学生の時から好きだったけど、もっと好きになった。 ちょっとびっくりしたのは夏田さんは絶対音感じゃなく相対音感を持っているとのこと。あ…

カラオケの話

僕はカラオケが好きではない。いや、他人が歌うことには全く問題ない。でも歌うことでスッキリするという世の人たちのありふれた気持ちが全くわからない。歌うとみんな気分が良さそう。日頃から心の中で歌ってるんだと思う。 僕は自分が歌うことには実はすご…

昨日の

罪神の忘年会は三宮であったわけだけど、阪急三宮駅降りたところでストリートライブをやってるような音楽が聴こえてきた。そういえば3回生の時と院の時に作曲学科の連中と集まってあそこで演奏したなぁ。恥ずかしい思い出だ。

大学院の時の1学年上の声楽の女性で今はシェルシなどの現代音楽作品を専門に活躍してる友人がいるのだけど、声というのは一つ音を発しただけでその人とわかるので個性だとかクセだとかいうような意味合い以上にパワーがあるなあと思う。作曲作品の「あぁ、こ…

テイラー・スイフト

の音楽は酷いと思う。

長い曲

前回は実は音大の入学の頃のことを途中まで書いてupしていたのだけど、なんだかなーと思ったので削除した。 全然違う話を書こう。 エレクトロニカでも今まで作った中で一番長いのは20分ほど。それも最近きちんと音を整理して冗長な部分をカットし、凝縮する…

アイディア補足

このアイディアで1曲作るなら全体時間をどのようにデザインするのか。 よくありそうな方法としては曲の全体の時間構造そのものにADSRのそれぞれのパラメータを起承転結のように当てはめる方法。でもこういう考え方はバルトークの、曲の中のありとあらゆると…

たとえばADSRをアイディアとするなら/突然思いついたのでメモ

シンセサイザーの音作りの一環にADSRをどうするかというものがある。 Attack:音の立ち上がりの制御、というか時間的パラメータ。ウィキペディアによると「演奏開始からその音声の最大音量に到達するまでの時間を設定するパラメータ」。 Decay:前述のAttack…