てくてく

日々の作曲に

僕の音楽制作機材ネタ

Apple MacPro(2010年モデル)がメインマシンでオーディオインターフェイス(音の出し入れを担当する機材)がUniversal Audio社のApollo Quad。ミキサーがMackie社の1402VL23。

 

シーケンスソフト(DAW:デジタル・オーディオ・ワークステーション)がMark of The Unicorn社のDigital Performer7(最新ヴァージョンは8。このソフトに音を打ち込み、つまり作曲するためのソフトで肝心要の物。2004年に初めて買った時は4だった。当時のヴァージョンは9万円ぐらいした。今は5万円台になっていて内容もすごく進化してると思う。もちろんこのソフトに限らないが。ちなみにこのソフトを選んだ理由はその時同じ作曲学科の同期の友人がこれを使っていてわからないことがあれば彼に質問できるなと思ったから。現在DAWソフトは各社から無数に販売されていて今からこういったソフトで音楽作りをしようとする人は一体どういう基準で選べば良いかチンプンカンプンだろうと思う。というぐらい多機能で種類も多い。でも基本的な機能は見た目が違うだけで大体同じ。特色がそれぞれ異なる)。最近OSを最新にしようと思っているんだけどそれを機に他のDAWに乗り換えようかと考えている。一応他社製品もチェックはしているのだけど僕の欲しい機能が他社のほうがどうやら優れている模様なので。

 

波形編集ソフトがBIAS社のPeak6(BIAS社は現在解体されて存在しない)、音源ソフトはMark of The UnicornMACH FIVE2(最新Ver.は3)、Native Instruments社のKomplete7(ドイツの会社。CompleteではなくKomplete。最新Ver.は10。文字通りNative Instruments社が出してるソフトのほとんどがコンプリートされている。最近こういった「全部入れときました」的なのが多いね)。モニタースピーカーはYAMAHAのMSP3(中学3年の時に初めて買ったシンセが大阪日本橋にあるTAKE OFFという楽器屋で院を出てすぐにここでこのスピーカーを買った)、入力用鍵盤がM-Audio社のKeyStation88 es(現在廃盤。2オクターブくらいしかない鍵盤で打ち込みをする人も多いけどピアノに触れてきた人ならやっぱり88鍵サイズじゃないとなんだか落ち着かないんじゃないかという思いがいつもある。なので当然88鍵)。

 

プラグインエフェクト系ソフト(リバーブやコンプレッサーなど音そのものを変化させるためのもの)はWAVES社のMercury。WAVESはこういったソフトでは最高峰だと思うのだけど如何せん高い。でもこれを入れておくとWAVES社が出してるプラグインソフトが全部入ることになるので思い切って買った。100種類以上がここに入っている。個々のプラグインはバラ売りもされている。このMercury、定価で買うと70万円を超える。しかしWAVESは年間にやたらとセールをしていて、しかも平気で60%オフとかする。メールでしょっちゅうWeekendセールを知らせてくるし。確か28万円ぐらいで買ったんじゃないかな。

 

以前はハードウェアの音源もあったのだけど場所と電源を確保する必要があるので面倒になったので売ってしまった。ソフト音源だと全部Macに入るし物理的な場所を取らない。もちろんハードはハードで、ソフトはソフトでそれぞれプラス面がある。両方織り交ぜる人も多い。中田ヤスタカのような人は全部ソフトで完結させている。

 

そしてこれらの機材を設置するための机は200cm×90cmの、机というより6人がけのテーブルを使っている。僕は面積の広い机が大好きなんだけどこういったサイズはなかなかなくて以前探しまくって3万円の安さで見つけた。他の人はそういうことをしないようだけど僕は譜面も書くので譜面を書くスペースが同じ机の上にあるほうがいい。だからどうしても大きい机が必要になる。これでもスペース的に足りないので小さめの机をさらに3つ、このメインデスクの周りにくっつけている。はっきり言って部屋の半分は机。

 

色々書いたけど実は僕は毎月のように出る様々な新製品にほとんど興味がない。一応どういうものがあるのかは見るんだけど基本的には本当に自分が必要だと思うもの以外はどうでもいい。色々新製品を試す人もいるけど音楽的アイデンティティみたいなものが機材に振り回されたくないので。アイディアを実行する上で必要なものを入手する程度。もっとこうなればいいのにと思うことはある。